宮崎県屈指のパワースポット、鵜戸神宮。毎年お正月の三が日には交通渋滞が恒例になるほど、年間を通して県内外から多くの人が訪れています。
鵜戸神宮の魅力は、日向灘に面した崖の上に建ちそこから眺める絶景と共にあり!
これを読めば鵜戸神宮に行きたくなること間違いなしです。あなたも宮崎の海を感じながら運試ししてみませんか。
鵜戸神宮とは
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地元の人に「鵜戸さん」と呼ばれ親しまれている鵜戸神宮。海沿いの参道を進み、階段を下ったところにある洞窟の中に本殿が建てられ、その道中の景色もさながら来る人を魅了します。
ここには日子波瀲武??草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)という神様が祀られています。
神武天皇の父にあたる方です。神武天皇というと、日本という国の初代天皇ですから、かなり位の高い神様なのかもしれませんね!
その神武天皇のお父さんが産まれたのがこの鵜戸神宮なのです。
さらに、日子波瀲武??草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)のお母さんである豊玉姫が岩に乳房をくっつけてみると、岩からお乳が滴るようになったという「おちちいわ」があります。
おちちいわ。 pic.twitter.com/llrIff5HMK
— ゆうき (@yuuki_to_mochi) 2019年3月3日
おちちいわ😁 pic.twitter.com/ofOB8d3aFO
— けん☀️旅人🌟 (@neiryukensho) 2017年1月2日
なぜ乳房を岩にくっつけたのか?謎すぎますが、これは宮崎の有名な神話とも深く関係しているみたいですね。
また鵜戸神宮は縁結びや安産、育児、海上安全に大変ご利益があるということで人気なんですよ。
特に、亀岩と呼ばれる岩の枡形に投げ入れる運玉が有名で、投げ入れた運玉が入ると願いが叶うと言われています。
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宮崎の神話や、海沿いの景色、そして洞窟の中の本殿に「おちちいわ」と「運玉」
鵜戸神宮はたくさんの魅力溢れるパワースポットで大人気です。
鵜戸神宮の二つのおすすめポイント
鵜戸神宮のおすすめポイントは2つ!!
まず1つ目は、オーシャンビューが一望できること!
鵜戸神宮は、日向灘に面した崖の上にあります。海沿いの参道を歩き、階段を下りて本殿の洞窟に入る手前に見える崖や岩が見ごたえ抜群!見るものはその大きさに圧倒されます。
そして、太平洋を一望できるオーシャンビューはとても感動的です。何度見ても、その美しさに思わずため息が漏れるほど。特に晴れた日の海の青さは、宮崎の自慢です。鵜戸神宮のみならず、青島から日南海岸の末端までその景色を楽しめます。
鵜戸神宮の魅力は、海の絶景なしには語れません。
そして2つ目は、「運玉」「おちちあめ」といった開運おもしろスポットと開運土産!
参拝のあとはぜひ運玉で運だめしを。鵜戸神宮に来たら「運玉」は外せません。女性は右手、男性は左手で願いを込めて運玉を投げます。亀石と呼ばれる大きな岩に縄で囲まれている所があるので、そこに向かって投げてください。
運玉が入ると願いが叶うといわれていて、いつも多くの「我こそは願いを叶えるぞ!」という人達で賑わっています。外すと無情にも海に落ちてしまうので、それがまた楽しいです。
おちちあめは、御祭神の母、豊玉姫が岩に乳房をくっつけてお乳が滴るようになったという「おちちいわ」から滴るお乳水で作った銘菓です。どこか懐かしいほんのりした甘さで、噛むと少し柔らかくて美味しい。
昨日もらったぁ♡
「おちちあめ」鵜戸神宮の名物なんだって!
美味しくてハマっちゃった♪#サザンクロス pic.twitter.com/1OdY3cvZlG— S☆UTHERN CROSS 担当部門別お知らせアカウント (@sc_oshirase) 2014年12月28日
おちちあめには、もう一つ種類があって神宮が安産祈願参拝の妊婦に授けるドロップの「おちちあめ」があります。お守りとして授けられ、こちらもほんのり甘い優しい味です。
おちちあめをなめれば、お乳の出もよくなるのだとか。
安産や育児の神様が祀られているので納得ですが、お土産としても喜ばれる一品です。
鵜戸神宮に行った感想
鵜戸神宮へはもう何度も足を運んでいます。お正月の三が日から、安産祈願もそうですし、単なるお出かけとしてもたまに足を運びたくなるパワースポットです。
鵜戸神宮は日向灘に面していて、雄大な太平洋を一望できます。海を間近に感じながら参拝し、神社のパワーをいただく。これほど力強く、そして優しい雰囲気の神社はなかなかないのではと感じます。
本殿へ向かう参道の階段は、傾斜が少しきつく歩くのが大変です。がそれもまた崖にあるがゆえの珍しいもの。階段を下りきったあとの本殿の神々しさと運玉での運試しはその大変さをかき消し、楽しい神秘的なひとときを与えてくらます。
そんな空間と時間を感じたくて、また近々訪れたい場所です。
鵜戸神宮でかかる料金は?
【ご祈願】
・安産祈願など通常の祈願:初穂料はご祈願1件につき5,000円以上
神社へ直接参拝に来られない人のために郵送祈願も受け付けています。
・6月30日に行われる大祓(おおはらえ)式:初穂料1,000円以上
・お正月の三が日に行われる新年特別祈願:初穂料1件につき5,000円以上
【その他】
運玉は5個で100円です。
その他、お守りなどもあります。
鵜戸神宮の駐車場・アクセスは?
【駐車場】
専用駐車場があります。第一駐車場がいちばん近く、参道に三ツ和荘という観光施設もあっておすすめです。
駐車場から参拝までおよそ15分ほど歩きます。
【車で行く場合】
・宮崎市内から国道220号線で約60分
・宮崎ICから国道220号線で約50分
・日南市内から国道220号線で約20分
【電車で行く場合】
・JR日南線伊比井駅より約12km(路線バスで約20分)
・JR日南線油津駅より約14km(路線バスで約20分)
【路線バス】
・宮交シティバス停/宮崎空港バス停から約60分(鵜戸神宮にて降車 徒歩約10分)
【観光タクシー】
ゆっくり楽しみたい方は観光タクシーもおすすめです。
・宮崎県タクシー協会(電話 0985-51-8081)
まとめ
宮崎の神話の神様が祀られている鵜戸神宮は、海の絶景を眺めながらご利益もある魅力溢れたパワースポットです。
鵜戸神宮の参道には、三ツ和荘という雑貨店、カフェ、お土産物店の八丁坂商店などのお店もあって、参道から本殿まで飽きることなく楽しめます。参拝やご祈願はもちろん、観光や週末のお出かけにもおすすめです。
宮崎の自慢の海と、国指定の名勝にもなった鵜戸の魅力をたっぷり味わえる鵜戸神宮。ぜひ行ってみてくださいね。