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高橋尚子・有森裕子育てた小出義雄監督の指導方法がすごかった!名言も

有森裕子さんや、高橋尚子さんらを育成したマラソンの名監督・小出義雄が24日午前8時5分、千葉県内の病院で亡くなられました。

小出監督というと、高橋尚子さんをQちゃんと呼んで、二人三脚で優勝した時のことがすごく印象に残っています。数々の選手をトップレベルまで育成されてきた小出監督ですが、一体何をしてそんなに選手の能力を伸ばすのか?どんな指導方法をなさっていたのでしょうか?

高橋尚子・有森裕子育てた小出義雄監督が死去

陸上女子長距離の指導者として2000年シドニーオリンピック(五輪)マラソン金メダルの高橋尚子さんら数々の名選手を育成した小出義雄氏が24日午前8時5分、千葉県内の病院で死去した。80歳だった。死因は肺炎という。

引用:https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201904240000423.html

2019年3月までトップアスリートの育成に携わっておられましたそうです。本当につい最近まで、アスリートの育成に取り組んでおられた小出監督。

3月でやめてから、本当にちょっとだけゆっくりして、なくなられた。という感じですよね。一つのことを情熱を持ってずっとやり続けることができるというは、素晴らしい、頭が下がる思いです。

小出義雄監督の指導方法がすごかった!

小出監督の指導方法は、徹底した褒めて育てる指導方法でした。

「選手を罵倒してる指導者は、自分が無能だと周囲に叫んでるのと同じ。失敗したい選手なんていない。できないのは自分の指導が足りないだけ」ともおっしゃっていた。
選手の個性や身体的特徴を生かして、愛情を注ぎながら伸ばしていく名監督だった

世界一の練習メニュー「常識を打ち破る」

小出監督は、高橋尚子さんの優勝を信じていた。Qちゃんの性格や身体的能力もわかったうえで過酷なトレーニングを重ねた。

「世界一の練習をしなかったら、世界一になんてなれない。Qちゃんには、それができるんだよ」

大丈夫。あなたならできるよ!絶対に世界一になれるんだよ。とQちゃんのそばで励まし続けた小出監督。

有森裕子さんも、相当過酷なメニュー。女子にさせるレベルの練習ではなかった。小出監督は常に「常識を打ち破る」スタンスだったようです。

では辛いメニューになぜ耐えることができたのか?

ついていけたのは、小出監督は絶対にやれるんだ!と未来を見せてくれた。やっているうちに楽しくなってきた。と有森さんは話しています。

選手を心から信じる!情熱が違う!

高橋尚子さんは自分の優勝は小出監督がいなかったら成しえなかったと話しています。

「そんなに良くないのに、監督からいいよ、すごくいいよって褒めてもらうと、私こんなものじゃないんです、もっと頑張れます!って走っちゃうんです」

高橋尚子さんが、調子の上がらない時、いまいちな時こそ、褒める。こうして高橋尚子さんはモチベーションを落とさずに走り続けることができたのです。

そして、小出監督は自分の遊びや休暇よりも選手の育成に時間を割いた。その情熱が選手の心を動かした。こんなにやってくれている監督のためにも絶対に世界一になりたい!!

そう思わせるものが小出監督にあったに違いありません。

私たちは普段、選手が注目を浴びているところしか見えていないですが、周囲のサポートがあってこその偉業だということがわかりますね。

直接指導は受けることはできなかったけど、小出監督の本を読んで走ることができるようになった!という人もいました。

小出監督の名言

“大人は子供の未来に責任を持たないといけない”

“故障すると『有森、なんで?と思うな。せっかく、と思え”

“常識的なやり方では常識的な結果しか出せない。”

“なにも咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ”

せっかく故障したのだから、じゃあ前からやろうと思っていた今日はこれにしよう。ちょうどよかった!という風に思えと指導されていたようです。

感想

世界一練習すること、自分を信じること、夢みること、褒めること。わかっていてもできなかったりします。本当に素晴らしい監督でした。