2年ぶりにホストの世界に戻ってきた青汁王子こと三崎優太。5日間という期間ではあるが、「三崎愛汁」として再び実欲を証明して見せた。
過去このホストという業界において伝説を作った青汁王子ではあるが、結果を出し続けるという事は決して容易いことではない。
そんな中で果たして今回はどのような結果を見せてくれたのか。舞台は新宿歌舞伎町にある「CANDY]というお店である。
今回は今までに増して意気込んでおり、撮影班も3チーム呼ぶという気合の入りようである。彼曰く、売上を作りに来たのではなく伝説を作りに来たとのこと。
三崎優太の他に、かつて経歴詐称で炎上した実業家でユーチューバーの竹花貴騎、同じく実業家でユーチューバーの春木開。三崎軍団として今回に臨んだ。
これまで通り、売上から得たお金は自身の抱えるフォロワーに全額配るとのこと。お金に余裕があるからこそそんなことが出来るという意見もあるかもしれないが、お金に余裕があるからこそお金というもののその先の大切なことが彼には見えているのではないだろうか。
こういった活動というのは、出来る限り何年も続けていきたいというのが今の彼の考えらしい。
売上は実際どの位だったのか?
現在彼の持つYouTubeチャンネルでは初日の様子が公開されている。初日の売り上げは2000万円であった。やはりさすが桁違いである。
ただこの裏には当然問題も発生した。やはり「三崎愛汁」効果により、普段以上の稼働率の高さによって店がオーダーを回しきれずにお客様に待ち時間を作ってしまう状況が発生。
これにはさすがに三崎優太も怒り心頭状態。彼は店を変えるという熱意のもとでこのお店に来たわけだ。なのにそこについてきてくれないお店に不満が爆発した。
そこで撮影スタッフがなだめに入る。お店の人たちも一生懸命やっているのでと。ただここで三崎優太が口にした一言。
一生懸命やるのは誰でも出来る、正直それは普通だと。これはその通りであるし、この言葉が響く人々もいるのではないだろうか。
一生懸命やるのはあくまで当たり前の話であり、普通の事なのだ。ただ大抵の人というのは、一生懸命やっているのを保険にしたがる節はないだろうか。
僕、私は一生懸命やっているのに、頑張っているのになぜ結果が出ないのかと。それは、きっと熱意を注ぐ方向性であったり、やり方が少々間違っているのかもしれない。
結局人それぞれ自分に合ったスタイルというのは違う。それは自分で試行錯誤して見つけていくしかなく、答えがあるわけではない。
彼の言葉からは、そういった事をすごく感じ取ったし、シンプルである非常に大事なことであると率直に感じた。
一度は不満爆発した彼であったが、そこはカリスマ実業家。すぐに気持ちを切り替えて、自ら動き待たせているお客様の素へ向かった。
彼を応援するために駆け付けたファンや仲間
ユキグニとして一緒にYouTubeでも活動し、同じ北海道出身である明日花キララや、彼のために同じく北海道から女性ファンが駆け付けた。
わざわざ北海道から東京まで駆け付けるファンの方ももちろんすごいが、ファンをそこまで突き動かす彼もさすがといった所である。
ここから見えてくる、感じることは、やはり今のこのSNSのサービスの普及によりビジネスは場所を本当に選ばないんだなというのを率直に感じた。
昔であればつながらなかった、伝えられなかったところにまで情報が届く。YouTubeというもので述べると、個人でも伝えたいことを広く発信していくことが出来る、個人が影響力を持つことが出来る時代であるという事。
そして、そんな中でオープン直後から4時間も待っていたお客様がいた。そこに彼が付くと。
「頑張ってらっしゃったので、応援したいという気持ちだけです」と。彼自身が本当に腹を割ってファンに接しているからこそ、こんな素敵なファンの方も寄ってくるのであろう。
最後に
今回の動画では、青汁劇場の初日の様子が公開されたわけであるが、この動画だけでも十分彼の良さであったり、魅力というものが詰まっていたのではないかと思う。
特に筆者が心に残ったのは、一生懸命やるのは普通だという言葉である。一生懸命やる事が大事なのではなく、その一生懸命打ち込んだ先に各々が何を望むのかという事。
そこが中途半端になってしまうと、頑張る事、一生懸命やることがゴールになってしまい、目標を達成する事が困難になってしまう。
つまりはどう頑張るかではなく、どこに向かって頑張っていくかが重要だと筆者は考える。ただやみくもに頑張っているだけではなく、その向かう方向が正しいかどうかという見極めも大事だ。
その完成を養うのはやはり数をこなしていくしかない。リスクを恐れず行動し続け、失敗も当然あれども失敗からも新たな気づきを得る。
そのサイクルをしっかりと確立していけば、いい循環が生まれる。そこの感性が研ぎ澄まされていくと、結果というものに近づいていくのだと。