新型コロナウイルスの影響を受け日本では当初該当の世帯に対して30万円の給付金を支給するということでした。
ただそこから一転、10万円の給付金が一律で配られるのか、海外在住の日本人や新生児なども対象になるのかはまだ議論されているようです。
2008年のリーマンショックの際支給されたときは、1万2000円(18歳と65歳以上は20000円)でした。
しかしこの時は思うように消費も上がらず、そこまでの経済効果はありませんでした。
そういった流れから当初は、商品券などにして確実に消費させたい意向もあっての考えであったはず。
ただなぜ今回10万円一律で支給される流れになりそうなのか。確かに今後いつ収束するかもわからない状況。仕事も全国民が安心して続けられる保証もない。
すでに職を失っている方もいる中で、外出自粛やなるべく外に出るなと言われてもお金がないのはとても不安なはず。
新型コロナウイルスの影響で職を失っている方も現在も増え続けており、まさに明日さえも不安に感じるのではないだろうか。
国や自治体によって様々な補助金や貸付制度も確かにあるにはあるが、それは正直一過性の対策にしかすぎないと考えている。
一時それで何とかしのげたとしても、そこからまた仕事が安定的にあるのか、自分がリストラされないといった保証も絶対ではないわけである。
10万円給付はどうするのが正しい?
私個人の考えからいくと、貯金はしないほうがいいかと考えている。それはなぜか。
結局国自体の景気が良くならないと国自体の力が上がっていかないわけです。それはどういうことか。
国というのは、お金がたくさん回って初めて景気というのが上がっていくわけです。せっかく今回莫大な資金で国としては経済対策として10万円配るわけです。
それが世の中ではなく各家庭の通帳に貯金として眠ってしまっては、効力がなくなってしまうわけです。確かに10万円でもありがたいですが、本来30万円支給という話の時点では入るはずのなかったお金というわけです。
皆さんだいたい働いている方は給料という形で毎月固定の収入がありますよね。そこからいろいろ支払ったり貯金している方はそっちにお金が回っていると。
と考えると、本来は入るか入らないかわからなかったこの10万円は自由に使えるお金という発想を持つことは出来ないですか?
貯金がとにかく大好きという方もいらっしゃるかもしれませんし、お金が今結構大変で、この10万円も支払いや生活費に消えるという方もいるかもしれません。
コロナの今だからこそすべき行動
今こういった厳しい状況にこそチャンスも当然あります。こんな時期だからこそ必要なのは個の力。個人のビジネスへの意識、稼ぐ意識。
世界含めて不安定な状況の中、仕事に関しても将来の保証を100%してくれる企業がどれだけあるのか、もちろん今を生きる、今を考えることも十分大切です。
ただ、今ばかり気にしすぎて将来を軽視してはいけません。過去の積み重ねが未来をつくります。今現状に満足している、していない方はそれぞれ過去の行動や経験によって今を与えられています。
ただ、今がどうであれこれからの5年10年それ以上を作るのはスタートラインは異なれど時間は同じだけ設けられているわけです。
ここからの時間をどのように使うのかはそれぞれ一人ひとりの考え方次第であると。
全員が意識を変えて今から行動するとは限りませんが、そのちょっとした気づきの差が将来を形成するんだと感じています。
世の中にはたくさんの誘惑はあります、面白いゲームやたくさん睡眠を取ったりと、そんな中で少しでもいいと思います。自分のためになること、プラスになるようなことに時間を割く。
こういった少しの積み重ねがきっと将来役に立ってくれます。
結論、10万円は自分のために使おう
今はオンラインでもたくさんの学びがあります。何か資格やスキル取得に使う、投資をしてみる、自分で稼ぐ方法を模索してみる。
世の中正解は人に聞くものではなく、自分で決めるものだと考えています。人に聞くのがダメなことなのではなく、自分の頭で考えて自分で意思決定するということ。
よくこれからビジネスを始めたいんですがこれはいけますか?今のタイミングでいいと思いますか?という問いを見かけます。
まず自分で考えましょう、ひとしきり考えてそれでもわからないことはわかる人に尋ねる。たいてい考えずにすぐ聞く人の質問ってたいてい自分で調べればわかることなんです。
そうするとだんだん意思決定する際の自分というものが薄くなってしまい、尋ねた相手の意見が自分の意見になってしまいます。
それで失敗をするから他責の念、つまりなにか問題があるとまず人のせいにしてしまうわけです。
正解はつまり最後は自分で決めると、自分が正解と思えばそれは正解です。そこで仮に失敗してしまったらそこからまた正解を作り直せばいいんです。
少しでも自分にとって最善方法で10万円を消費しましょう。