15歳で起業し、話題の高校生社長戸田英志。前回私の記事では彼についてざっくりとした紹介をさせていただきました。
ただ、実際彼の会社は何で利益を生み出しているのか。やはりそこが皆さんの気になるところですよね。
彼の会社は株式会社ブリスといいまして、そこで彼は執行役員兼社長であります。まず一つ申し上げると、これは単なる従業員のプロフェッショナルであり、代表権があるわけではないです。
ちなみにこの株式会社ブリスの代表取締役は彼の父である戸田英夫氏となっています。
戸田英志は何で稼いでいるといっているのか?



まずこちらを見ていただきたいと思います。ここから見てわかる通りコンサル業務が主なのでしょう。
儲かる仕組みとしてはインスタグラムのフォロワーを増やし、企業案件を貰う事により収益を上げていくと。
これに関しては、インスタグラマーとして実際本当に稼いでいる方もいらっしゃるため、ありえないような話ではないです。
ただ問題なのは確実に成功と言い切ってしまっていることが問題です。では果たしてただフォロワーが多ければ案件が来て稼げるのか?
実はフォロワーをお金で買えるって皆さん知ってました?今インスタの中にもいる自称インスタグラマーみたいな人の中にもフォロワーを買ってる方もいます。
フォロワーが多いとなんかすごい人なんだって思ってしまいますよね?要はその心理をうまく使っているというわけです。

これは戸田英志のTwitterのフォロワーが本物なのか偽物なのかがわかるツールで調べてみると、本物は27%しかいないんですね。
つまりこの戸田英志自体フォロワーを買っていると、それでもってこんなふうになりたければお金を払ってくださいというような感じですね。
ただ考えてみてください、お金を払って買ったフォロワーに影響力がありますか?人の手によって作られたフォロワーに価値はそこまでないですよね。
本来は芸能人や著名人などの、その人自体のファンというものが本来のフォロワーというものではないでしょうかというものではないでしょうか。
その人物のファンだからこそ、その人の紹介するものに興味を持ってくれるわけで。
別に好きでもない人がこれ買ったほうがいいよって言ったとして、わざわざ買うそんな仏の様な優しい人なんてどれだけいると思いますか?
企業がそのようなアカウントに案件を頼むことはないでしょう。
実際に被害を受けている人たちの声
戸田英志クン、もう将棋で言ったら詰んでるんだけど気付いてないのか?
お前金振り込ませてブロックするだけの何がビジネスなんだよ?おじさん学校にも電話しちゃうからな。早く金返してやってくれよ。 pic.twitter.com/AVqpEKNtTG— Z李(Jet Li) (@Kiss0fthedrag0n) April 15, 2020
戸田英志
13万円詐欺られた後に別のアカウントで聞いてみたところ、とりあえず嘘をついてまで3万円振り込ませようとしてるのかな? pic.twitter.com/soBAW0jAj9— 戸田英志未成年被害者の会 (@honfs4) April 11, 2020
どうやら、最初にコンサル料金として3万円、そこからフォロワーを増やすなどの追加オプションのような名目で10万円かかるようです。
10代の学生が主に被害にあっているそうで、3万円でも十分な大金でしょう。それを13万円払ってSNSをブロックされて音信不通、返金処理されないというのは詐欺以外の何物でもないですよね。
ここで改めて肝に銘じるべきは、楽して稼げるような文句のものはまず疑ってかかる事。目先のお金を追っているときほどお金は正直稼げません。
人の作った稼ぐ仕組みに乗っかるのではなく、仕組みは自分で作ることが大事です。そうなると当然時間もかかりますし努力も必要です。
ただそこで得られる大事なポイントは信用です。人が人を信用する時は大抵その人が今まで何をしてきたのか、結果、誠実さだと考えます。
積み重ねた信用でビジネスをしていくからこそ息の長いビジネスが出来ると。お金持ちのフリをしたりあたかもすごい人物かのように自分を偽って得るお金なんて一時です。
現にこれだけの被害が生まれ、これからもっとこの事実が広まるとこのようなビジネスを続けていくのは困難になっていきます。
ましてや戸田英志という名前と顔が今後被害者やそれ以外の不特定多数の人の記憶に残る事でしょう。
年齢が若かろうが道理に反する事、汚いやり方でお金を稼ぎましてや金持ちアピールをすると。それが若い学生のなけなしのお金から吸い取ったものと考えるとやるせません。
顧問弁護士を詐称している
戸田英志クンが自分の弁護士は立憲民主党の松尾あきひろ先生だってイキってきたから消してあげるのやめた。
これマジだったらよく顧問受けたもんだよな。事業内容のデューデリとかしねえのかな?金振り込ませて即ブロックとか普通に詐欺もいいとこだが、立憲民主党もそれでいいのかよ? pic.twitter.com/lrKTMcRPHN— Z李(Jet Li) (@Kiss0fthedrag0n) April 13, 2020
https://twitter.com/hentypen/status/1249899055238369280?s=20
戸田英志が自分の弁護士は立件民主党の松尾あきひろ先生だとツイッター上で言ったのち、結局嘘だったことが判明。
ここを見てもわかるが、その場しのぎの嘘でなんとかやり過ごそうとしているあたりから、正直戸田英志自身どうしていいかわからなくなっているのではないでしょうか。
ただ、汚いやり方でお金を稼ごうとどうなるのかという部分ではある意味いいお手本になるのではないかと思います。
これを見てどう捉えていくかは人それぞれかもしれませんが、悪いことをしたら絶対その分、いやそれ以上の罰はかえってきます。
最後に改めて
今回のこの問題、若者、SNS、お金というポイントがうまい具合に重なっているなと考えます。
フォロワーが多いとすごい人みたいであるとか、自己承認欲求というものが人間はやはり強いと、そこでさらに高校生活で使うには十分のお金まで手に入れられる。
しっかり考えたらすぐにわかりそうですが、そこの判断力が鈍るくらいに良くも悪くも絶妙な組み合わせだったのではないかと。
たまに雇われて働いていることを批判したり自由な働き方をする方がまるで勝ち組のような表現をする方たちを目にします。
ただそんな人の大半は自由ではありません、なぜなら簡単です。お金がないから。
生きていく中で皆平等な物はなにか、それは時間です。時間は皆24時間平等ですよね。きっと自由というのはお金と時間に余裕があることではないかと考えます。
時間は皆平等、では自由になるためにまず必要な物。それは経済的な自由ではないですか?結局何を良いこと語ろうがそこなんです。
となると、一生懸命会社勤めすることのなにがおかしいのか。そこで働いて経済的な自由が出来始めて皆ステップアップしていくわけです。
要するに夢も大事ですが、目の前の事を一生懸命やる事こそが大事なわけです。遠回りこそがじつは近道ということ。
楽して近道を通って稼ごうとすると高い確率で問題が起きてしまい、結局遠回りになると。
一歩一歩確実に人生を歩むことを意識し、詐欺にあわないように十分気をつけていきましょう。