今何かと世間を騒がせているコロナウイルスですが、果たして終わりは来るのか。全く先の予測ができない状況ですよね。
コロナウイルスの感染者、死者数は?
現在の国内での感染者数は厚生労働省の発表によると、3月16日時点で814人となっています。そして死亡者数は24人となっています。
これを47都道府県別に調べた結果、国内で1番感染者数が多いのは北海道でで147人でした。
次いで2番目に感染者数が多いのは愛知県の117人、3番目は大阪府の90人、4番目には東京都の84人でした。
ちなみに世界での感染者数は約15万2000人、死亡者数は約5700人になっています。
1月時点で世界保健機関(WHO)では、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言していますが、3月10日にこう指摘しています。
「パンデミック」(世界的大流行)が現実味を帯びてきた」
こういった声明を出すくらいのレベルの状況になっているというわけです。ただしかし、こう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
パンデミックってそもそも何のこと?
「パンデミックが現実味を帯びてきた」なんて言われたら、なんかすごく恐ろしくなってきますよね。
ただパンデミックとは何ぞやと。
映画にもパンデミックってのがありましたが、言葉の意味は何なのかといざ聞かれてもはっきりとはわからないですよね。
これは、病気の重症度は考慮せず世界中に拡散し、且つ多くの人々に感染した病気の事を指すようです。
つまりはそのウイルスの致死率うんぬんではなく、世界で多くの感染者を出すような規模の病気が蔓延するとパンデミックと呼ばれるという事です。
コロナウイルスの致死率はヤバい?
実はこのコロナウイルス、世間で大騒ぎされている割に致死率自体は高くないのが実情です。
全世界で見ると2%、中国以外では0.2%となっています。
これは過去世間を騒がせたウイルスと比較をしてみるとわかってきます。
エボラ出血熱は50%前後、MERSが約34%、SARSが約9%となっています。
これらを見てわかるように、致死率だけで見るとそれほど恐怖を感じるほどのウイルスというわけでもないんです。
だいたいどの位で落ち着いてくるのかという所に関しては、3月以降に徐々に落ち着いてくるような話はありますが、そこはやはり油断は禁物かと思います。
インフルエンザなどであればそのような傾向ですが、新型ウイルスということでまだまだわからない部分がありますよね。
コロナ感染時のおもな症状
現在わかっている主な症状は、熱、咳、倦怠感、鼻水、筋肉痛です。少ない例で行くと、頭痛や下痢などもあるようです。
今はデマなど様々な影響によりマスク等がお店でなかなか手に入りづらいなどの問題もありますが、手洗いうがいやなるべく人混みを避けるなど、少しでも感染のリスクを減らすよう心掛けるだけでもだいぶ違うと思います。